Helmの"Release"
ReleaseとはChartのインスタンスである。…と公式に書いてある。
A Release is an instance of a chart running in a Kubernetes cluster.
つまり、Chart内のテンプレートが実行されてKubernetesマニフェストとして内容が確定し、
それがインストールされることでクラスターに生成されたリソース群。
狭義にはRelease構造体のデータが保存されたSecretやConfigMapのこと。
releaseの実体
v3
リリースを配置したのと同じネームスペースにSecretとして保存されている(デフォルト)。
In Helm 3, release information about a particular release is now stored in the same namespace as the release itself.
In Helm 3, Secrets are now used as the default storage driver.
code:shell
❯ kubectl get secret
sh.helm.release.v1.release_name.v1 helm.sh/release.v1 1 4m39s Release構造体はこれ。
v2
ConfigMapまたはSecretに保存されている。なので権限があればkubectl getとかで中身が見られる。
ConfigMapかSecretかは、tiller起動時のオプションで-storage=secretを有効にしたかどうかで異なる。
デフォルトはConfigMap。
ConfigMap/Secretが保存されるネームスペースもtillerだったりkube-systemだったり、これもtillerの設定次第で変わる。